カテゴリー:
-
フレックスタイム制とコアなしフレックスタイム制の場合の働いていない労働日の取扱い
就業規則フレックスタイム制とは、1ケ月以内の一定期間(清算期間)における総労働時間をあらかじめ定めておき、労働者がその枠内で各日の始業及び終業の時刻を自主的に決定して働く制度です。この制度の趣旨は、労働者がその生活と業務の調和を図りながら、効率的に...
-
企業が従業員にテレワークを命じる場合、従業員からテレワークを認めるよう求められる場合
就業規則会社の事情で、会社から従業員に対してテレワークを命じることがあります。テレワークには、通勤費の負担軽減などのメリットがありますが、他方で、自宅にテレワークに適した部屋がない等の理由で、従業員がテレワークができない場合があります。会社の都合で...
-
精神疾患が疑われる従業員への受診命令と受診を命じた場合の費用負担
就業規則仕事のミスが多くなり、身だしなみも言動も疑わしい従業員に会社がメンタル不調を心配し、医療機関への受診を勧め早めの対処を考えるケースがあります。会社が従業員に対し受診命令を行うことができるかは、就業規則に定めがある場合、健康管理上必要な事項に...
-
解雇理由または退職事由に該当する事実があれば定年後再雇用をしなくて済むのか
就業規則高年齢者等の雇用の安定等に関する法律(高年法)の下においても、再雇用しなくてもよい場合として、①本人が再雇用を希望しない場合、②就業規則に定める解雇事由または退職事由に該当する場合、③再雇用の条件が整わなかった場合、があります。②では、心身...
-
上司に対する逆パワハラはパワハラにあたるのか、また懲戒処分はできるのか
就業規則労働施策総合推進法は、事業主に対し、パワーハラスメント(以下、パワハラ)を防止するために雇用管理上必要な措置を講じるよう義務付けています。その一環として、企業に対しては、職場においてパワハラを行ってはならない旨の方針を明確化して社員に周知・...