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パンデミック

 新型コロナウイルスが猛威を振るっています。世界保健機構(WHO)は、肺炎の感染拡大に対処するとして「緊急事態」を宣言しました。2月16日現在で1300人以上が死亡し、約6万人が感染しています。今のところ治療法もワクチンもない。中国に拠点を持つ日本企業も緊急体制に入っています。

 感染が短期間で世界に拡大し、多数の人々が年齢を問わず感染する「パンデミック」。人類はこれまで何度もこうした状況を経験しています。その中で最も境を脅かしたのは、「スペイン風邪」です。発生はアメリカと言われていますが、スペイン王室での罹患が大々的に報じられたことからこのように呼ばれるようになりました。

 インフルエンザの一種であり、第1次世界大戦のさなかに瞬く間に世界中に広がりました。約5億人、世界の人口の約50%が感染し、25%が発症。死者は5000万人ともそれ以上ともいわれています。日本では1918年(大正7)の11月に全国的に流行し、3年間で人口の約半数の2300万人がかかり、38万人が死亡したと報告されています。

 20世紀初頭は「ウイルス」という概念がまだ新しく、また抗生物質がまだ発見されていないため、手洗いやうがい、患者の隔離、集団行動の抑制といったことしか手だてがなかった。インフルエンザの言葉の由来はラテン語で、「星の影響」を意味します。冬に流行して春には終息するという周期性から、16世紀中ごろのイギリスの占星術師たちがインフルエンザと呼びそれが定着しました。

 スペイン風邪は戦力不足を招き、第1次世界大戦の終結を早めましたが、今回の新型肺炎は米中貿易戦争にどのような影響を与えるのでしょうか。
(岡本)

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