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報酬と採用から見るジョブ型雇用と日本型雇用の違い-報酬の「値札」が何に付くのか
人事人事・労務・給与2020年に入ってから、「ジョブ型雇用」という用語を毎日のように新聞やWEBの記事で目にするようになりました。ジョブ型雇用とは、一体どのようなものなのか。ジョブ型雇用の特徴を報酬と採用の面から、従来の日本型雇用と比較します。多くの日本企業で...
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割増賃金を毎月定額で支払う定額残業制で、設定時間を月80時間とすることは認められるか
人事・労務・給与定額残業代制の有効要件は、「定額残業代」が、割増賃金の弁済として認められるかという問題であり、定額残業代が、それ以外の賃金と明確に区分され(明確区分性)、かつ、時間外労働等の対価として支払われるもの(対価要件)であれば、ひとまず、その定額残...
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健康診断を受けるよう命ずることの可否と異常所見の従業員に受診を強制すること
人事・労務・給与事業者は、労働者の健康管理の一環として、労働者に対し1年以内毎に1回の定期的な医師による健康診断や、一定の有害業務に従事する労働者に対し医師による特殊健康診断を行わなければならないとされています。これらの健康診断の実施を怠ると50万円以下の...
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特別支給の老齢厚生年金の在職停止が低在老から高在老へと変わり高在老へ一本化
人事・労務・給与令和4年4月1日、特別支給の老齢厚生年金が低在老から高在老へと変わります。在職老齢年金の受給権者が厚生年金の被保険者として在職していると、その者の年金額と報酬に応じて老齢厚生年金の一部もしくは全部が支給停止されます。在職年金や在職停止といわ...
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従業員の勤務成績不良や非違行為での降格を伴う人事異動としての降格の注意点
人事・労務・給与就業規則従業員に非違行為があった場合、会社としての制裁ではなく、人事異動としてその従業員を降格させる場合があります。人事異動としての降格は、一旦役職に就けた従業員について適性を欠くと企業が判断した場合に、人事権の行使として、その従業員をその役職から...