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働き方改革

2024年問題とドライバー不足を補うギグワーカーという働き方

働き方改革が唱えられるずっと以前から正規雇用者の他に、さまざまな働き手がいます。

パートタイマー、アルバイト、契約社員、嘱託社員、派遣社員、フリーターといわれる人たち、それにフリーランスといった非正規雇用者です。これらの後発として加わったのが「ギグワーカ-」です。

これは、①ネットを経由して労働需給のマッチングを行うデジタルプラットフォームを使用して、②希望の日時、場所、職種等を選択することで、単発で働く労働者のことです。

要するに、マッチングアプリを使って仕事を選択し、自分のスキマ時間にやりたい(やれる)仕事をこなす「一過性の請負労働者」を意味します。

ギグワーカーの活用主体として有名な企業に、ウーバー(Uber)があります。同社は米国で、「ライドシェアー」という日本でいう「白タク」を事業化し、一般人を有償ドライバーとして利用して、大きな成果を上げています。日本では、安全面を考慮して認可されていません(4月1日から「日本版ライドシェア」が始まっています)が、荷物を運ぶことに関しては認められていて、宅配業界の救世主的存在となりました。それが「ウーバーイーツ(Uber Eats)」です。

これは、ウーバーが独自のアルゴリズムを内包したデジタルプラットフォームを提供し、飲食店と配達員をマッチングさせ、注文した顧客に料理を配送するシステムです。昔からある寿司屋やそば屋の「出前」部分の外注化です。

ギグワーカーは、物流委託をする事業者(例えば、ウーバーやアマゾン)にとって非常にメリットが大きい。このタイプの人員は、繁忙期や閑散期に柔軟に増減を行うことができ、常勤の正社員として社内に抱え込むわけではないので、社会保険や福利厚生等のコストほかはかかりません。最低賃金も必要ありませんし、教育訓練の時間や費用もかかりません。

また当然、ギグワーカーによっても単発の請負仕事にはメリットがあります。不況やコロナ禍で仕事や収入が減った人にとって、仕事のないスキマ時間に副収入を得られることは時間の有効活用になるからです。

しかし、実態面では、ギグワーカーに対する処遇の悪さが問題になる場面もあります。例えば、ウーバーイーツでは、報酬のブラックボックス化、カスタマーハラスメント、配達事故時の補償などで配達員が不利になる立場にあるというネガティブな指摘もあります。解雇規制が働かない、またすべて自前で、事故もケガも自己責任です。

すべてに、個人請負(業務委託)では、いわゆる「偽装請負」を防ぐため、使う方も使われる方も契約関係やルールを明確化しておくことが望まれます。(岡本)

 

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